« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »

2007年6月の記事

2007.06.29

都島区の和食店・着工。

自身は、「空間」というものを創造する時に大切にしているいくつかの重要な要素がある。それは、見る、嗅ぐ、聴く、触れる、味わうといった五感で感じる要素と、人々が直感的に心地よいと感じる、その空気感である。ただ単にモノをデザインをするのなら誰にでもできる。しかし、その空気感を作り上げるには一人の建築家だけでは作り上げられない。デザインする人、実際に作り上げる人、その建造物を実際に生活の一部とする人、そしてそこにある環境。全ての人たちの思いと、それぞれの関係性が調和してはじめてできるのである。この高次のインスピレーションの調和の上においてのみ成り立つその空間は、必ずや人々を魅了し、時に精神性を高め、心に安らぎをもたらし、人々を優しく包み込むであろう。
私たちが暮らすこの日本の現代社会は、物質的豊かさを追求するあまり、本当に大切な、心の豊かさを失ってしまってはいないだろうか。

自身は建築を通して、その大切な「こと」を建築という「もの」を通して表現し、伝え続けてゆきたいと思う
/大原 宇貢
Img_3909

2007.06.09

あおいそら

先日、打ち合わせを兼ねて、この静岡の「あおいそら」に行きました。季節も空気も日本の皐という感覚が、自身には、とても心地よく、スタッフのサービス、この時頂いたエビスビール、遠くで覗く富士山、そして透き通る青い空。本当にここちの良い時間を過ごしました。この和食店は、自身も、思い入れも強く、作成した和食店で有り、この地に新しい文化が芽生えたと感じています。若社長のオーナーで有りますが、強い気持ちを持ち、この地で発信したい、たくさんの方々の笑顔が観たい「コト」等、明確でコンセプトも分かりやすく、力強さの中にニュートラルな人間的なあたたかみが有ります。料理は地元で水揚げした新鮮な魚料理がメインです。いつも、自身のコメントをみていただいている方々で、関東方面に行くときは、少しだけ寄り道で、東海道新幹線「掛川」で乗り継ぎ、JR藤枝で下車して「あおいそら」で、サッポロ静岡工場のおいしい水で作ったエビスと「あおいそら」の魚料理、空気感を感じて頂ければとおもいました。I,Ohara

日経ビジネス/居酒屋甲子園ランキング 日本全国 52位 /静岡県 1位 /780店舗中
和食店・あおいそら/静岡県藤枝市青木3-7-3 T054-643-5993Photo_6

« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »