島根プロジェクト

先週末に、島根の計画打ち合わせに行ってきました。
この地の工務店さんとの打ち合わせの中で、自身が町を歩き気になったこの地の瓦葺きについて
色々と聞かせていただいた。
この侍が「ちょんまげ」している様な、キャッチーな鬼瓦が、
出雲大社等のある、この地、神の国島根の象徴的な佇まいを感じさせていた様に思えた。

各地域に根付く古き良き文化を敬意を持ち、この地の新しいコミュニティーの場として、
たくさんの方々を魅了し調和するよう試みたいと感じている。

ある日本の農家の哲学

昨日、自身がいつも食している、

神戸　伊川谷農家の、無農薬な、

田植作業を手伝ってきた。

スピードを求める現代社会と違い、

非合理的で、

小さな苗を

一つ ひとつ

手で植える作業をくりかえす農作業を行いました。

都会の中では聞こえてはこない、

ウグイスの鳴き声が、

ここちの良い、農作業を応援してくれていた。　大原宇貢

空間と灯りとの調和

この大阪も梅雨に入り、空や天気もあいまいな毎日ですが、
この季節は、植物にとっても絶好の季節であり、事務所の下に、いつもお世話になっている造園屋さんが植えてくださった樹木も、小さな新芽がたくさん出てきました。

もうすぐグランドオープンする、レストランの据え付け照明の写真です。

空間と灯りの調和は、心豊な環境をつくる大切な要素の一つです。

この照明は、自身がデザインし、職人さんにより造り上げられました。

違ったグリットで、四面どの方向から観ても同じデテール。

母体である光があり、躯体が四面に放つ影が、600mm程有るボリュームを
主張することなく、凛とこの空間に調和するよう心掛けてみました。I,Ohara