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2008年11月の記事

2008.11.28

心斎橋のバー

心斎橋のバー、先日オープンしました。

このお店のは、
暗く重たい空気感のバーではなく、明るくて心安らぐ「日本のバー」をつくり上げてゆく計画でした。

自身の若い時の仕事が暇な、時間がたくさん有った頃によく「バー」に行きました。

その頃、バーではいろいろなお店に、空間構成の勉強にと、
そして色々な職種の方々や年齢の方々とたくさん出会い、
いろいろな人生話、考え方に
自身はいつも勉強させていただいた時の事を思い出します。


商空間は、人と人とのコミュニケーションツールのひとつです。


このお店は、元来バーの大切な役目である「出会いと別れ」の場として、

来客者を明るく、そっとやさしく包みこむように、ようやく完成しました。

ちなみに、南青山を散歩した時に路地裏に入ると目に映ったらなと

インスピレーションし、デザインしてみました。


東京の親友が、バーのことを「止り木」と形容しています。

”渡り鳥たちが一時の安らぎをともにする止り木。一本の止り木の上の一期一会。”文/ GAKU


bar ribbon,Osaka / 大阪市中央区東心斎橋1-7-27 am bid. 2F
T06-6241-0041 open/pm7:00~


撮影/松岡宏和


Facade
Ent
Sofa
Counter2
Sofa2

2008.11.06

伝えるコト

1階がRC・その上から木造という、

混構造物の1階部分を、

いちにちの大半を過ごし、

いとなみ、

生活の一部となる  

   「しごと場」

につくり上げてゆく計画です。

従来のnLDKをとりはらう作業を終え、

ここから作り上げてゆきます。

この計画は、

この既存物を取り払って

現れてきた壁が仕上となります。


ここ近年の合理的な手法である

採光が非常に少ない「RC木造建築物」に、

変化を与え表現し、伝えてゆきたい。大原宇貢


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