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いつも自身は、計画地に行くと、 あっちこっちとゆっくりと歩き散策します。 この地の人々の大切な文化や、街のどういう事に愛情を持っているか。 あるいは、何がネガティブな要素で、何が必要か。
その地の方々との直なコミュニケーションと身体が受ける感覚は、 資料には記載されていないことがたくさん有り、 いつも計画の大切な要素となります。
この計画も、着工しました。
計画前にする、目に見えない大切な作業です。
ようやく「かいだん」が姿を現しました。
新築三階建木造建築の計画での2階の階段部分です。
現行法では、踏み板が木製だけの場合は厚みが60mm〜必要となり、
それを施すと、蹴上間の隙間が10cm位になります。
光や通気具合、やさしく蹴上寸法を低めにした事を考慮し、
不燃材(スチール)を底に施す事によりそれらを緩和し、
光の通り具合、風の通り具合、プリポーションをバランス良く構成しています。
まだまだ下地過程ですが、
時間の掛かる下地を
大工さん、
本当に大変おつかれさまです。
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